胃潰瘍の症状はさまざまなかたちで現れる

なにも痛みを感じることがなければ、胃潰瘍と診断されるわけではありません。他にも症状があり、その時点で治療することができれば、不快な痛みを感じることもなく、治療も時間が掛からずに終わることが多いです。どんな初期症状があるのかを見ていきましょう。

こんな症状が続く場合は病院に行くのがおすすめ

胸やけやゲップが続くような場合は、初期の段階であることが多いです。食べたものを溶かす胃液と胃壁を守る胃粘液とのバランスが崩れることで潰瘍を発することになりますので、胸やけが生じ、酸っぱいゲップを感じるようなことがあります。そうなると潰瘍が発生する可能性が高くなりますので、この時点で病院に行くことをおすすめします。

この状態が進むと、吐き気やおう吐をするようになり、食べることまで怖くなってしまいます。当然胃の不調によって食欲も落ちてきますので、体重も減っていき、日常生活を送ることさえままならくなることも。初期の段階でしっかり検査をすることができれば、軽症で済みます。

痛みを伴うようになれば胃潰瘍は進行していることも

必ずしも痛みを発しなければ潰瘍になっているわけではありません。胸やけやゲップが伴っている時点で潰瘍は発生しており、ただ胃壁がえぐられていないことから痛みが発していないだけであることも。これが進行することによって不快な痛みを発することになりますので、だからこそ初期の段階で治療を受けることが重要になってきます。

痛みは個人差があり、胃が痛んだり、背中や腰が痛むことも。胃とは関係がない場所も感じることがあり、調べてみたら潰瘍と言うことも多いです。ちなみに胃潰瘍は食事後や食事中に痛みを発することが多く、空腹時に痛み、食べ終わると収まる場合は十二指腸潰瘍になります。

吐血や下血を感じるようなことがあれば重症

痛みを感じるようになれば、それこそ可能性が高まりますが、吐血や下血を感じることがあれば重症になっていることも。胃壁が傷つけられて血管から出血をし、黒褐色の吐血、黒い便が生じることもあります。また同時に発するわけではなく、どれかひとつになることも多いです。

よってトイレの後、よく状態をチェックしておくことをおすすめします。そうすることによって胃潰瘍の状態を知ることができるでしょう。ただここまでくれば、初期症状も顕著に表れており、日常生活に何らかの支障をきたしているはずです。またこのチェックは他の場合にも役立ちます。胃がんや大腸がんでも吐血や下血は起き、重大なサインのひとつになっています。

以上、胃潰瘍の症状はさまざまなかたちで現れる…でした。